wordpress環境の確認
それでは、早速作成したwordpress環境を確認してみましょう。
ブラウザで確認
まずはブラウザのアドレスバーに
192.168.33.10
と入力して移動してみましょう。 正しくインストールが完了していればwordpressのトップページが表示されるはずです。
また、
vccw.test
とアドレスバーに入力して移動してみましょう。先程と同様の画面が表示されるはずです。
詳しい方は、「まだドメインを取得したわけではないのになぜ?」と疑問に思うかもしれません。こちらはhostsというファイルに
「このコンピュータでvccw.testというドメインにアクセスしたら192.168.33.10にアクセスしてください」
という設定が行われているからです。
cat /etc/hosts
というコマンドで表示できますので確認してみましょう。
今までインストールしたソフトウェア等によって、色々と書き込まれている可能性がありますが、その中に
192.168.33.10 vccw.test
という記述が含まれているはずです。 これが先ほどの、
「このコンピュータでvccw.testというドメインにアクセスしたら192.168.33.10にアクセスしてください」
という意味の記述になります。
共有フォルダの使い方
vagrant upを実行後、Wordpressにアクセスできる状態になると、vagrant upを実行したフォルダに新たにwordpressというフォルダが出来上がっています。
ここにはvagrantで作成した環境の
/var/www/html/
というフォルダの中にあるファイルと全く同じ内容になっています。(vagrantのsynced_folderという機能を利用しています)どちらを変更してももう一方に同期されるため、コマンドなどを利用しない普段のWordpressテーマカスタマイズでは、ローカル側のwordpressフォルダの内容をカスタマイズするだけでvagrantの仮想環境に反映される仕組みになっています。