chmod
chmodはCHange MODeの略で、ファイルモード(パーミッション)の変更を行うコマンドです。
chmod 755 hoge.txt
とすると、hoge.txtのパーミッションが755(rwxr-xr-x)に設定されます。
また、chmodは他にも記法があります。 例えば
chmod o-x hoge.txt
とすると、そのほかのユーザー(Other)から実行権限(eXecute)を解除(-)することができます。uがuser(所有者)、gがgroup(所有者と同グループ)、oがother(そのほかのユーザー)、aがallとなります。
chmod [ugoa][+-=][rwx]
chmodのオプション
-c --changes
-c はchmodを実行した結果、パーミッションに変更があった場合のみ実行結果を表示するオプションです。
chmod -c 777 hoge.txt
とすると、元々のhoge.txtのパーミッションが777でなかった場合のみ実行結果が表示されます。例えば2回上記のコマンドを入力すると、2回目はパーミッションが777で変化しないため、何も表示されません。
-R --recursive
-R はchmodを複数ファイルに対して実行する場合(ワイルドカードを利用)ディレクトリの中身に対しても設定対象とするオプションです。
chmod -R 644 *.txt
とすると、カレントディレクトリ以下の全てのテキストファイルに対して644のパーミッションを設定します。